雪の結晶撮影〜コンパクトデジカメ蔵王編〜
2月の北海道旭岳での雪の結晶撮影に続き、今度の蔵王は2回の雪の結晶撮影。結構慣れてきました。
さて、今回の撮影の目的の一つは「安いデジカメで簡単に雪の結晶を撮影する」事です。
最近、コンパクトデジカメの機能が向上し、例えばマクロ撮影なども結構キレイに撮影できるようになってきました。
家電量販店には「マクロ撮影」のためのコーナーがあるところもあるほどです。
中には「最接近距離1cm」という被写体まで1cmまで近づいて撮影できるものもありす。
こういうカメラを使うと、昔のように重装備しなくても気軽に雪の結晶の写真が撮れるのす。
今回使用したカメラは「リコー R10」というコンパクトデジカメ。2万円ちょいで購入できます。
このデジカメで雪の結晶を撮影して見ます。
撮影場所の蔵王はマイナス12.6度。寒いです。
リュックを撮影すると
north faceのリュックサックに雪の結晶がくっついているのが分かります。
今度は三脚をセットしてDVDパッケージの上に降り注いだ雪を撮影します。
こんな感じに撮れました。
どうでしょう。
たった2万円のデジカメでここまで撮影できます。
すごいですね。
みなさんも試してみては?
あとこっちは普通の一眼デジカメで撮影したものです。
キレイですね。
追記0 (2016/01/25)
これまで撮影した綺麗な雪の結晶をまとめたもの。http://www.muta-lab.org/research/snowphoto/にあります。
綺麗でしょ。
追記 (2011/02/10)
2011に撮影した雪の結晶。綺麗でしょ。
追記2 (2013/01/04)
2013追加
出版物としては以下の4つの本に牟田が撮影した雪の結晶写真を載せてあります(あかりと照明のサイエンスの雪の結晶写真が一番新しく、きれいです。)。是非、買ってみてね。
- 作者: 牟田淳
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2010/10/23
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学びなおすと物理はおもしろい (BERET SCIENCE)
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あと昔撮影したものが
http://amuta.jp/album/snow.htmlにあります。
雪の結晶を撮影するときのヒント:
バッテリーについて:寒くなると、とたんにバッテリーの寿命が短くなります。
寒さのために、あんまり撮っていないのに、
バッテリーの電圧がすぐに下がってしまうのです。
そこで、カメラを暖めて電圧低下を緩和するか、予備の
バッテリーを持っていきましょう。
もしくは寒さに強いリチウム電池を使うといいです(アルカリ、マンガン電池はだめ)。
ちなみに単三リチウム電池は結構高価で、ヨドバシで単三4本880円もしました。