恒河沙(ごうがしゃ)って知ってる?
一、十、百、千、万、億、兆ときたら次の数はなんでしょう?
兆の次は『京』です。
では『京』の次は?
それは『垓(がい)』
です。
一体どこまで大きな数があるのでしょう?
大きな数には色々あります。
『恒河沙』とか。これは『ガンジス川の砂の数』くらいたくさんということで、10の52乗だそうです。
『不可思議』は10の64乗、『無量大数』は10の68乗だそうです。
『不可思議』や『無量大数』が『億』『万』のように数の単位だなんておもしろいですね。
『アートのための数学』に出てます。買ってね。
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さて、こんな単位は実は仏教の影響を強く受けています。
仏教はとてつもなく大きな数、小さな数がよく出てくるのです。
そんな話今日、『アートのための数学』を教科書として使っている大学の授業で余談として話したのですが、この授業の準備中に同じ大学の伊藤先生のホームページを偶然読んで、護法少女ソワカちゃん を初めて知りました。
いやー、五十六億七千万年後ですか。仏教はすごいです。