リラックマと形の美

休日なので新宿の本屋さんへ。

北欧神話の世界とか千と千尋の神隠しとか、あと三井秀樹先生の「形の美とは何か」を今更ながら読みました。

庵野監督の千と千尋の神隠しの話とか、北欧神話風の谷のナウシカとかいろいろ面白い話がありました。


「形の美とは何か」では「西洋における美の原理はシンメトリーと黄金分割に帰する」

とか書いてありました。


僕が形に関して「アートのための数学」に書いた内容は「黄金比白銀比などの比」と「シンメトリー」だったのだけど、西洋における美の原理もこの2つだそうです。

三井先生は美術系の出身です。僕は理学系出身ですが、僕は美にとって重要なのは「シンメトリーと比」と思って本を書きましたが、美術系の三井先生も同じようにこの2つを重要視されていました。


この2つが重要な身近な例として、「人間の顔」があります。

「アートのための数学」にも、美しい顔には黄金比が隠されていることを紹介しましたが、黄金比だけではだめで、それに加えて「シンメトリー」があって初めて美しく見えます。

「比とシンメトリー」

この2つが西洋の美だけでなく、いろんな形の美にかかわっているのです。



実写版リラックマ見ました。