『宇宙と物理をめぐる十二の授業』

4/24に発売された「宇宙と物理をめぐる十二の授業」(牟田淳著、オーム社)がそろそろ書店に出始めたのでこれからしばらくこの新書の紹介をします。




この本では『銀河鉄道の夜』から星空の世界に招待します。そして宇宙の果て、小さな世界の果て、ビッグバン、超新星、オーロラ、星が輝くわけ、パラレルワールド、世界の未来、空が青く、夕焼けが赤く、海の中が青いわけ、そしてSFででてくるポジトロンライフルなど宇宙と物理をフシギでロマンチックな側面から紹介します。



「好きこそものの上手なれ」ということわざがあります。また、孔子論語には「子曰。知之者不如好之者。好之者不如樂之者。」(子曰く、これを知る者はこれを好む者にしかず。これを好む者はこれを楽しむ者にしかず。)という言葉があります。これは好きな人は知識がある人に及ばない、楽しむ人は好きな人には及ばないという意味です。知識をため込むよりも、好きになること、さらには楽しむことが結局はその学問を理解する王道なのです。



この本の著者である牟田淳は、長年にわたり東京工芸大芸術学部において文系学生に授業を行い、学生の反応、感想などをもとに教える内容を取捨選択してきました。さらにその上でオーム社さんとも内容をあらためて厳選しました。つまり、「理系の人はもちろん、文系の人が読んでわかる宇宙と物理の本」なのです。しかも内容はしっかりと学問として学べるように作られています。

全国の書店などで購入できます。

宇宙と物理をめぐる十二の授業

宇宙と物理をめぐる十二の授業


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著者略歴
東京都杉並区生まれ。
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了、理学博士(原子核理論)
素粒子奨学生、筑波大学物理学系準研などを経て

 現在 
東京工芸大学芸術学部基礎教育課程准教授
フェリス女学院大学非常勤講師
大東文化大学非常勤講師