学びなおすと物理は面白い

というわけで4月に新しい本が出ました。

学びなおすと物理はおもしろい (BERET SCIENCE)

学びなおすと物理はおもしろい (BERET SCIENCE)

学びなおすと物理は面白い


力学、電磁気学、波動、熱、原子といった典型的な物理を学ぶのですが、それだけでなく


  • 光の正体って何?
  • 運動方程式はどういう原理で出てくるの?
  • シンメトリーからエネルギー保存則、運動量保存則が出てくる?

等、いろいろな物理の魅力を紹介しています。



多くの人は物理を高校等で学ぶだけか、大学の理工系で1〜2年次に学ぶだけでしょう。
一部には実用を重視するあまり、面白くなくなって身につかないと言う事もあります。



しかし、本当の物理の面白さは理学部の物理学科に行くといろいろ学ぶのです。
例えばシンメトリーからエネルギー保存則、運動量保存則が出てくるなんて言う事も理学部の物理学科で学びます。
僕はこの事を知った時、大変驚きました。



この本では、そういった物理の魅力を念頭に典型的な力学、電磁気学、波動、熱、原子といった典型的な物理を学びます。




それと、僕が著者の他の本、

デザインのための数学

デザインのための数学

アートのための数学

アートのための数学

宇宙と物理をめぐる十二の授業

宇宙と物理をめぐる十二の授業


と「学びなおすと物理はおもしろい」
は著者が同じなので密接に関連してます。



例えば「デザインのための数学」で書いた「自然が最小を好む」というのは、この本は主にデザインの本であるので詳しく説明しませんでしたが、「学びなおすと物理はおもしろい」できちんと説明しています。



「デザインのための数学」で書いたシンメトリーも「学びなおすと物理はおもしろい」で説明しています。



「宇宙と物理をめぐる十二の授業」で書いた量子の話も、「学びなおすと物理はおもしろい」で詳しく書かれています。



というわけで4冊まとめて購入するとより深く、詳しく知的になることができます。