世界の中心で、愛をさけぶと銀河鉄道の夜 - 厚木と中野ではたらく教授・牟田淳の奮闘日記

２０００年代前半、大人気だった

このＤＶＤのパッケージに映っている場所はオーストラリアのウルル（エアーズロック）です。
ウルルは現地の人々が「世界のへそ」（世界の中心）と考えていた所です。日本ではエアーズロックとして知られ、簡単に行く事ができます。

僕は２００９年に行きましたが、

成田→ケアンズ→エアーズロック空港→バスで１０分程でエアーズロックリゾート

という感じで行く事ができます。エアーズロック空港周辺は砂漠で何もありません。

さて、このエアーズロック、「世界の中心で、愛をさけぶ」の舞台の１つだけでなく、何と宮沢賢治の名作、「銀河鉄道の夜」の舞台が一望できる場所でもあるのです。

「銀河鉄道の夜」ではジョバンニやカンパネルラらが銀河鉄道に乗って天の川に沿って星空を旅をします。例えば天の川に浮かぶはくちょう座、南十字星などです。これらの星座や天の川がエアーズロックでは一望できるのです。

この「銀河鉄道の夜」の舞台の綺麗なカラー天体写真（ＥＯＳ５ＤＭＡＲＫＩＩ）を僕の著書、「宇宙と物理をめぐる十二の授業」（オーム社、牟田淳著、２０１０）に載せました。また、詳しい説明も載せてあります。買ってね。