スーパーエッシャー展

先ほどは携帯からの投稿だったので、改めてPCから。

人気blogランキングへ


渋谷のbunkamura
スーパーエッシャー展
にいく。
エッシャー展はこれまで横浜とか彼の作品を見てきたのでもう新しいものはないだろうなと思いながらも行ってみた。

まあ美術館のエッシャーに関するほとんどの説明内容が全て知っていることだった。しかも、双曲幾何学か関連しているところとか、様々な対称性の作品とかに関していえば、エッシャー関連の本の方がぜんぜん詳しい。まあ一般人を対象としているので仕方がなかろう。。。。

人気blogランキングへ

ただ唯一、初めて知ったのはエッシャーと音楽の関係だった。エッシャーは「平均律」を使い、渦巻く図形の角度と音程を関連付け、「図式化された音楽」を作り出した。

「図式化されたJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲第一巻第一曲のプレリュード最初の4小節」

という作品。


音楽を図式というか、「シンメトリー」と関連づけたものとして、カノンの中に、楽譜が鏡映対称になる「逆行カノン」(具体的にはバッハの音楽の捧げ物)がある。エッシャーはバッハがシンメトリーを音楽に取り入れてたことを知っていたのかなあ?


また、エッシャーの作品が巨大なディスプレイに映し出され、客がディスプレイに触れるとエッシャーの絵が動き出すなあんていうのもあり、面白かった。これ、タブレットPCとフラッシュでも作れそう。芸術作品をこうやってアート性を高めていくというのは面白い。今度やってみよう。



その後、日本の子供たちにエッシャーの絵が拡がるきっかけとなった「エッシャーの作品が描かれた少年マガジンの表紙」を見た。これは「エッシャーが僕らの夢だった」なる本に説明されているのだが、どうしても入手できなかったので困っていたのだが、今回の美術展に出てくれたおかげでカタログを購入することによってエッシャーの絵が描かれた少年マガジンの表紙を得ることができた。

あとDVD

M.C.エッシャー

を購入。



学生にはぜひスーパーエッシャー展に行くことを推薦しよう。


人気blogランキングへ