[]2009年冬、東京工芸大学芸術学部卒業製作展

東京工芸大学芸術学部卒業製作展に行ってきました。


六本木アカデミーヒルズ40階を借り切っての卒展です。すごいですね。

卒業制作展
アカデミーヒルズ入口
六本木ヒルズ


今回はいろいろ用事が立て込んでいて卒展を見る時間があまりなかったのですが、
いくつか面白かった作品を紹介。


写真学科 山下君の作品。moving still life〜公園の夜に見えたもの〜
 身近な公園にこんな側面があるなんて、と気づかされる作品。
 みんながまだ気づいていない日常の中の非日常的な風景です。

アニメ科
 アニメ科は上甲トモヨシさんの絵がよかった。冷たいはずの宇宙なのに、あったかい
感じがします。残念ながら時間の関係でアニメ作品は見れませんでしたが。。。
ほかにも去年の卒展作品『14歳の冷奴』の影響か、笑いありのアニメもありました。
『玩具大戦くまちゃん』とか。


あとアニメとしてテレビで普通に流してもいいんじゃないかというレベルのものも結構あった。『籠の中のふたり』『FattyLaddy』『ブチといた夏』『はなぐもり』とか。




デザイン学科

 2年前の卒展でも見たのですが、藤井君の作品。『夢降る夜の物語』。夢が、まるで雪が降るようにゆっくりと降っています。これが彼の綿を連想させる独特の表現方法とぴったりマッチします。お菓子会社とコラボすると売れるかも。

 一見すると無機質ででこぼこしてて「何じゃこりゃー」と思う作品がありました。が、近づいて見ると、なんと『影』が立派な作品になっています。題名は『1+1=3』。手の込んだ作品です。こういうの沢山作って、影を見るとすごくきれいなんて作品があると面白いかも。


 あと赤ちゃん用の積み木『おもいでなかま』とか親子ともども惹かれそうな『GalaGala Cushion』などいろいろありました。


他の学科もみたかったのだけど、時間の関係上あまり見れませんでした。
その後都立中央図書館へ調べ物。リニューアルされていました。


当日撮影した学生の作品集はここで公開予定です(学内のみ)