[]セント・エルモス・ファイヤー(アメリカ)

セント・エルモス・ファイヤー(アメリカ)


大学4年生の頃の学生は、自分のこれからの人生に大きな希望を持っているものだ。僕の周りでも「国を動かす」とか「人間について知りたい」とか「この世界がどうなっているのか知りたい」などなどみんな大きな希望を持っていた。このような大きな夢を持つことは、若者の特権であるようにも見える。
しかし大学を卒業すると多くの人々は様々な現実にぶち当たり、挫折する。
だけどこのおそらく誰でも一度は経験するこの挫折を乗り越えない限り、未来はないのだと思う。若い頃はどちらに進むべきか迷いに迷う。道しるべがほしくなるのである。「セントエルモスファイヤー」とは、船乗りたちが嵐のとき道しるべにしていた船のマストに灯る炎(放電現象)である。


映画「セントエルモスファイヤー」はアメリカの名門大学(ジョージタウン大学)を卒業して、自分の人生に大きな希望を抱きながらも、現実の社会に挫折していく若者たちの物語である。中でも恋も仕事も失ったジュールスはついに自殺を図ってしまう。ジュールスの仲間たちは彼女の救出に向かい、ミュージシャンを目指すビリーによりなんとか立ち直る。

その後、彼らはそれぞれの目標に向かって出発をする。彼らが学生時代よく通ったバー「セントエルモ」に行こうかと仲間の一人が言うも、「別の店にしよう」と仲間は答える。彼らは自立し、「セントエルモスファイヤー」はもはや
必要ないのだ。


この映画は大学をでて社会人一年目の人にお勧めです。
映画の音楽は結構有名で今でも時々テレビとかで耳にします。




セント・エルモス・ファイアー

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