[]20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代

久しぶりに渋谷に来たので、渋谷文化村へ。


すると「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」展がやっていたので入場してみる(有料)。


印象に残ったのは「キュビズム」だ。

キュビズムとはcube(立方体)からきた言葉で、Wikipediaによれば


1 ルネサンス以来の「単一焦点による遠近法」の放棄(すなわち、複数の視点による対象の把握と画面上の再構成)
2 形態上の極端な解体・単純化・抽象化

を大きな特徴としている。

まあよくみる「一見すると何が描いてあるかよくわからない絵」なのだが、今回見方が少し変わった。


つまり、対象物を単に写実的に捕らえるのではなく、たとえばセザンヌのように「自然を円筒と球と円錐体によって処理しなけれぱならない」と考えたりする。

写実主義よりも対象物を一生懸命把握しようとして様子が見て取れる。


もともと渋谷でこの展示を見る予定ではなく、他の用事がある中で偶然見つけた展示だったので、ゆっくり見ている時間はなかったのだけど、結構興味を持った。


今度また行って図録を入手しようと思います。