反日デモは半日デモ?

この間テレビを見ていたら、反日デモを半日でもの事だと思っていた芸能人
がいたとの事。平和ですね。

さて、連日のように報道される反日デモ。これらの報道を見て、何故、中国政府はこれまできちんとした対日教育をしてこなかったのだろうかという疑問を持った。


私たちが過去の歴史を学ぶのは、お互いが理解しあい、より良い未来を築くためではないでしょうか。過去の歴史を学んだことによって、将来戦争やテロなどが起こるとすれば、歴史など学ぶ意味はないと思う。

歴史を学び、その事実の元でどうすれば日本と中国が戦争が起こらないようにできるかを中国と日本の国民で考え、日中友好を目指すのであれば、歴史を学ぶ意味はある。だけど歴史を学ぶことにより、感情的になり、相手国民を殺害するゲームを堂々と作ったり、何らかの悲劇が生まれるのであれば、それは中東で起こっている報復の連鎖をアジアでも産むことになる。

愛国無罪」という言葉を最近聞いた。これを聞いて、テロリズムの論理を思い出した。「愛国無罪」が許されれば、9.11もスペインの列車爆破テロもみんな正当化されてしまう。


中国政府が反日教育天安門事件以降推し進めたのは、内政に対する不満を外に向けさせる意図があったと報じられている。しかし、中国に限らず、いかなる国にもそのようなことをする権限はないと思う。内政に対する不満を外に向けさせることを意図したかつて日本の征韓論が、唱え始めた西郷隆盛自身にその気はなかったのに最終的に中国侵略につながった歴史を理解しているのだろうか。現政権にそういう意図がなくても、後の政権に大きな悪影響を与える可能性があると思う。

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